S.ESSENTIALSの服作りに関わる
女性社員が
「永く愛用したいシャツ」
「日常のハレの日に選びたいシャツ」を
キーワードに
意見を出し合い、
サンプリングを重ねてきた
シャツがついに完成!
体型の悩みをカバーしてくれる
シルエットや、シンプルだけど
手が込んだ
普遍的なデザインで、
永く愛せる理想のシャツに仕上げました。
理想のシャツを作り上げるために、
三陽商会が誇るパタンナー集団
「SANYO ENJIN」と
メンズドレスシャツ工場の最高峰
「HITOYOSHI」とのコラボを実現。
知識と経験に裏打ちされた技術力で、
確かな品質を保証します!
三陽商会が長年培ってきた”日本のクラフトマンシップ”に基づく圧倒的な技術とノウハウを世の中に発信していこうと結成された、三陽商会のパタンナー集団が立ち上げたプロジェクト「SANYO ENJIN」。その最大の強みは、パタンナー自らデザインを担当し製図を行っているということ。細かな設計や仕様、バランスなどのこだわりを最大限に詰め込むことができる強みを生かして一貫性のあるものづくりを体現し、お客様にお届けしています。
“世界に通用する白シャツを”というコンセプトを掲げ、1989年に九州の熊本県人吉市に誕生した日本のシャツファクトリー。メンズドレスシャツ工場としては最高峰のクオリティを誇る「HITOYOSHI」は、“量より質”を信じ、大量生産、大量消費ではなく持続可能な”ものづくり”の精神や技術を次の世代に継承することをモットーとしています。
あらゆる理想を詰め込んだ、
こだわりのデザイン
形や大きさなど流行に左右されやすい襟は、普遍的に愛されるバンドカラーを採用。メンズドレスシャツに用いられるプリーツタックや襟元でキラリと光るギボシボタンをあしらい、他には真似できない技術を生かしてシンプルかつ手の込んだデザインに仕上げました。
お尻が隠れる丈感や体のラインを拾わないゆとりあるシルエットで、さまざまな体型の悩みをカバー。ゆったりとした着心地ながら、深めに開いたサイドスリットでスッキリとした印象に。
長めに設定したカフスには、腕をスラリと長く見せてくれる効果もあります。立体感のあるタックで、360°おしゃれなシルエットに。
生地の原料は、環境に配慮したオーガニックコットンの糸と、使用済みペットボトルなどのリサイクル素材から作られたポリエステル糸を使用。綿織物の産地として200年以上の歴史を持つ播州織・西脇製のハイブリッドシャツです。シワになりにくく、スチームできれいにシワが伸びるからお手入れも簡単です。洗いざらしの風合いを生かして、カジュアルに着るのもおすすめ。
こだわり抜いたデザインで、年齢を
問わず様々なテイストで楽しめる
「名品シャツ」。
製作に携わったSANYO ENJINの
メンバーであるパタンナーと
デザイナーがシャツに込めた
思いや
こだわり、
そしてスタッフの着こなし実例を
お見せします。
お尻が隠れる長め丈のシャツですが、胸元にタックがあることで視線が上がるのでロングスカートとの相性も良し。カフスはリターンしても良いですが、手を長く見せたいのでリターンせずに着ています。
SHIRT
¥29,700(税込)
デザイナーさんが描いたデザイン画をもとに、型紙(パターン)を起こすのが私の仕事です。長く愛用してもきれいな状態を保てる作りや体型の悩みをカバーするシルエット、腕の動かしやすさなど、スタッフ一丸となって考えた理想の一枚をイメージしながらパターンを起こしていきました。洋服が好きな方やシャツにこだわりのある方にも、私たちのこだわりを感じ取っていただけるものになったのではないかと思います。少し気分をあげてくれるアイテムとして、色々な着こなしで長く愛用していただけると嬉しいです。
お尻が隠れる長め丈のシャツですが、胸元にタックがあることで視線が上がるのでロングスカートとの相性も良し。カフスはリターンしても良いですが、手を長く見せたいのでリターンせずに着ています。
SHIRT
¥29,700(税込)
今回はチームで意見を出し合い構想を練ったシャツなので、メンバー全員の想いを形にするのが私の仕事です。自分たちがお客様だったら、どんなシャツを毎日大切に着たいだろうか。買いたい、着たいと思えるシャツをどうしたら形にすることができるのか、いつもよりもすごく悩みました。何度も何度もミーティングを重ね全員が納得いくまで調整をし、その結果リアルに自分たちが着たいと思えるシャツに仕上がったので自信を持っておすすめできます!シワになりにくい素材選びにもこだわったので「アイロンがけが面倒だから、シャツってちょっと苦手…」という方にこそお手にとっていただきたいと思います。
普段からカラーonカラーのコーディネートをするのが好きなので、今回も。一見デニムシャツの様に見えるネイビーのロングシャツに、グリーンのタックテーパードパンツを合わせてアクセントにしました。
SHIRT DRESS
¥33,000(税込)
今回のシャツ作りでは、着心地に重点をおいて参加させていただきました。特にこだわったのは、シャツにおいて着心地を大きく左右する衿。シャツは衿のボタンを留めると、後ろに抜けて苦しく感じてしまうことがあります。何度も着て確かめて、ギボシボタンが首に当たらないか、苦しく感じないかを入念にチェックしました。私は素敵な装いをしている人を見ると「それどこの?」とよく聞いてしまうのですが、手にとっていただいたお客様にとって、そんなちょっとした会話の種になる”褒められシャツ”になったらいいな、と思います。
撮影/村本祥一<BY THE WAY>
構成&文/森田晴菜