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日本のクリエーター雑貨発掘プロジェクト

2021春夏シーズンからSANYO ESSENTIALSによる日本のクリエーター雑貨発掘プロジェクトがスタート。「日本製」、「確かな品質とこだわりのストーリー」、そして時に「サステイナブル」をキーワードに、SANYO ESSENTIALSのストアコンセプトと親和性の高い、日本各地のクリエーターによる雑貨をご紹介いたします。

カエルデザイン

今回クローズアップするのは、石川県金沢市在住のクリエイティブチーム「カエルデザイン」によるアップサイクルプロジェクト。「地球とともに人間が幸せに生きていくために、自分たちは何ができるのだろうか。」30年以上前に訪れたモルディブの海で、地球温暖化の影響でいずれ島は水没する、という事実に直面した氏が、「捨てられるものを価値あるものに“カエル”」というアップサイクルをテーマに生きる道にたどり着き、2019年9月にスタートしました。

MESSAGE / クリエイティブディレクター 高柳豊 氏のコメント

「カエルデザインのストーリーは僕たちだけで作るものではなく、関わってくださる全ての皆様とずっと書き足していくもの。皆さん、どうぞ一緒に未来の地球、未来の人類に向けた、小さいけれど愛のこもったストーリーを育んでいけたらとてもとても嬉しく思います。」

多種多様に及ぶアップサイクルの原資の中から、高柳氏が選んだのは、海洋プラスチック・マイクロプラスチック。海洋プラスチックは何百年も分解されず、海洋生物たちの生命をもおびやかします。この問題を解決するにはプラスチックごみを出さないこと、既に出てしまったプラスチックごみを回収することしかありません。自らの足で回収したプラスチックごみを分別し、洗い、また分別し、大きいものはカットし、プラスチックをブレンドし、板にし、カットして、磨いて、樹脂加工して、金具を取り付けて・・・・。カエルデザインのアクセサリーができるまでの工程は非常に多岐にわたります。

そんな多岐にわたる工程の一端を担うのが、リハビリ型就労スペース「リハス」に在籍する障がいを持ったメンバーたち。社会とのつながりを実感し、自立へ向けた取り組みとなるよう高柳氏を筆頭とするカエルデザインとともに アップサイクルされたアクセサリーを生み出し、その先のお客様に喜んでいただくために、日々活動しています。

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